お断り:この章では、フィリップ・カモワンが自身のタロット・スクールで教授している内容のごく一部をご覧になることが出来ます。インターネット上にこれらの説明を掲載することで、これから当スクールの講座を受講される皆さまは、授業に先立って、フィリップ・カモワンの教えの概要をご理解いただくことが出来ます。これは、受講生の皆さまに、インターネット上に掲載されない非常に豊かな講座内容を、充分に活用して頂くためです。講座の中では、ここに公開されていることはほんの数分の間に説明されています。
オズワルド・ウィルト、エッチラ、ルノルマン婦人やその他多くの人々がさまざまな試みを行ったにもかかわらず、20世紀初頭まで、マルセイユ・タロットは規範となる秘教的タロットでした。ここ数十年の間、数多くの英語圏およびフランスの専門家たちは、タロットの秘密のコードやタロットの法則は存在しない、とりわけマルセイユ・タロットの中に存在しないことは確かだと主張してきました。このために、オズワルド・ウィルト、アーサー・ウェイト、アレイスター・クロウリーやその他多くの人々がタロットカードを新たにデザインし、そこに、マルセイユ・タロットに欠けている象徴・秘教的体系があると主張してきました。
1999年、フィリップ・カモワンは、マルセイユ・タロットの中に「秘密のコード」と「法則」という隠された体系があることを明らかにしました。また、これらのコードと体系がはっきり表れるためには、カードを「7枚ずつの3段」に並べ、「愚者」を他の21枚の大アルカナと別にしなければならないことも明らかにしました。このようにフィリップ・カモワンは隠されたコードを明らかにし、以後、それらを「カモワン・コード」と呼んでいます。また、フィリップがタロットの中に発見した、以前は誰にも知られていなかった法則全体を、「カモワンの法則」と呼んでいます。この体系はかつて誰も発見したことがなく、「3段7列構造」と「タロットの秘密のコード」によって形成されるこの体系は以後、「カモワンの3×7タロット・マンダラ」と呼ばれています。
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